ユニバーサルマナー検定in岐阜 開催しました


バリアフリー観光推進事業では、観光施設のバリアフリー状況を調査・取材し「ふらっと旅ぎふ」で紹介する他、受け入れ体制の向上のため、先進的な取り組みを紹介したり、障がいのある方や高齢者の課題などを学び接遇技術の向上やサポート体制を強化するための研修等も行なっています。
 
平成31年2月14日に、可児市文化創造センター alaにおいて、「ユニバーサルマナー検定in岐阜」を開催しました。
 
平成28年度から開催している、このユニバーサルマナー検定3級講座は、日常生活を営むのに困難が生じる高齢者や障がい者など、多種多様な人への対応のスキルの知識の習得・向上につなげるための検定で、岐阜県中津川市出身の障がい当事者で車いすユーザーでもある、垣内俊哉さんが代表取締役を務める株式会社ミライロが考案したもので、障害者差別解消法の施行や2020東京オリンピック・パラリンピックを見据え、全国各地で講座が開かれ企業や公共団体などにも広がっているそうです。
 
東美濃地域をはじめとした県内の観光関連事業者など、およそ30名が受講され、高齢者や障がい者への向き合い方 、どんな人がどんなことに困るのか、困った時のお声がけ方法などについて、自らも全盲の視覚障がいのあるミライロの講師原口淳さんの話を真剣に聴かれ、グループでテーマについて意見交換したりしながら、多様な方への接遇の基本について学ばれました。
 
2020年1月から放送予定のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」にゆかりのある可児市をはじめ、岐阜県の各地でもドラマの放送に向けて様々なイベントや商品開発なども行われ、全国各地からの観光客の増加も見込まれ、多様なお客様に安心して楽しんでいただけるよう接遇などソフト面の向上も期待されており、今回の講座もその準備の一助となれば嬉しく思います。
 
ご参加、ご協力いただいた皆さま、有難うございました。
 
様々なお客様が安心して訪れていただける岐阜県となっていくよう、今後も、セミナーや研修を開催していきますので、是非ご参加ください。