岐阜県立岐阜本巣特別支援学校では、高等部の作業学習の中で、喫茶「カフェ 和（なごみ）」を校内に設置し月２回の営業で近隣の住民にも利用されています。
生徒と教員が協力して喫茶を運営していますが、「ホール業務」ではお客さんの注文を受け伝票に記入し厨房へ伝達するなど、高度なコミュニケーション能力が求められるため、限られた生徒のみが担当していました。
そのため「ホール業務」が難しい生徒は、飲み物を準備するなどの「厨房業務」しか担当できませんでした。
これらの課題を受け、タブレット端末で
- 接客中の行動や応答をガイド
- 注文の受付・確認をサポート
- タッチ操作とわかりやすい表示
できる「喫茶受付支援アプリ」を開発し、ホール業務において利用することで接客業務に集中でき、今まで厨房業務しか担当出来なかった生徒が、新たにホール業務を担当できるようになりました。
この度、さらなるアプリの改良や、幅広い用途を模索するため、実践事例や広くご意見を頂けるよう、アプリの公開版を作成しました。
特別支援学校の作業学習や、コミュニケーションの支援、就労支援施設などでも広くご利用下さい。
喫茶接客学習支援ツール （教育機関向け学習用途専用版） [無料]
iOS版
iTunesストアからダウンロードできます。
iPhone、iPod touchでも動作しますが、画面が大きいiPadでの利用を推奨します。
Anndroid版
Google Playストアからダウンロードできます。
７インチタブレットでの利用を推奨します。
アプリについての質問相談など
ダウンロードに関する質問、アプリに関するご意見などは、お問い合わせページよりお願い致します。
ユーザーによる情報交換やフィードバックのための、facebookグループも作成しました。
参加ご希望の方は、facebookページ「障がいのある人のためのスマートフォン・タブレット活用ガイド」よりメッセージを送信して下さい。
